陸苗代で育てた大苗を植えた平野部のササシグレです。
2週間かけて手で植えたので生育にもその差がはっきり現れています。
畦際8条分はもう稲刈りができるところまで稔りましたが、真ん中あたりはまだまだです。
稔った周囲の稲から刈ろうとも思いましたが、いい頃合いを見計らって一気に刈ろうと思います。
そうなると、真ん中はほとんど青い米、周囲は完熟の米になると思います。
天日干しでも早く乾く、遅く乾く・・・などの差も出るでしょうけど、何事も経験です。
うまくいけば例年よりも美味しいお米ができるかも?
それに今年は草退治が思いの外うまくいったので収穫量も反当8俵ちかくあるかもしれません。
▼問題はその隣の田んぼ。
こちらは育苗箱の苗を田植え機を使って密植しています。
おともだちのいそりんさんが今までの疎植栽培をやめて密植栽培をされていて、
それがかなりいい感じに育っていましたのでお試し栽培です。
ちなみにこのササシグレという品種はいもち病に非常に弱く、倒伏しやすいという性質があります。
それはそれで心配なのですが、もうご近所の方々は稲刈りを始めています。
たとえイモチ病になったとしてもご近所にはご迷惑はかからないと思います。
▼ようやく出穂期を迎えたこの田んぼ・・・
過去4年間、化学肥料、農薬を与えず、自然農?放任栽培?でイチゴなどを育てていました。
草よけのマルチシートはほとんど使わずに草が覆っていた田んぼですので。栄養分が豊富なのでしょうか?
稲も稲穂を出すのがとても遅く感じます。
▼収穫はいつなんだろうか?
まだまだ稲穂が出ていない株もありますからね・・・10月初旬?
▼若々しい稲はこの圃場だけなのが問題なのか、カメムシもわんさかつき始めました。
今年は極端にカメムシが少ないと思っていたのですけど、ここに来てこの田んぼに集結し始めたようです。
でも、もっと心配なのは、今日で水路の水がストップするということ。
今が稲としては一番水が必要な時なのですが・・・
1ヶ月間も雨水だけで育ってくれるか心配です。
雨が降ってくれれば嬉しいですけど、そうするとまだこれから天日干しをする稲が乾いてくれません
やっぱり田植えは一気に済ませないとですね・・・
1人力での手植えに限界を感じる今年の稲作でした。
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水路の水が止まる日
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