自然栽培水田を覆い尽くすアゾラ・クリスタータ
先日の確認からさらにアゾラの層は分厚くなり、すでに5cmを越えようとしています。
さすがに水温が上がらず、稲の分蘖も進みません。
それにしても恐ろしいまでの繁殖力です。
▼稲株によじ登ろうとするその姿はまるでモスラの幼虫・・・?
でも、乾くと枯れる性質のアゾラは一定の高さより上に登ることはできません。
アゾラ・クリスタータの名前の由来は「乾いて枯れる」という事だそうです。
▼とはいえ、これはひどい!!
すでに倒されています。
▼今はこれくらいの層になっています。
当然の事ながら田んぼの水はとても冷たいです。
そろそろ干してアゾラを枯れさせないとますますアゾラの層が分厚くなりそうです。
▼アゾラをかき分け、土を見てみます。
コナギは全然生えていません。
▼生えていたコナギも真っ白になって溶けていました。
これはもはや、アゾラ抑草ではなく「アゾラ除草」と呼ぶほうがいいかもしれません。
今年の収穫量が昨年より多ければアゾラはかなり有用です。
問題は田んぼを干すタイミングですね。