無肥料で育てた人参の収穫も終盤です。
一切の肥料、土壌改良剤、カキガラなども使っていません。
私がした事といえば草を削っただけ。
さらに条間に分厚く敷き藁をしておきました。
冬の間は全く地温が上がらず、ちはま五寸人参は葉がとっても小さいので、
一見、生育しているのかどうかもわからない状態。
生育はスローでしたが、でも、最終的にはそれなりの大きさと形になってくれたと思います。
でも、ここに来てヘンテコな人参が増えてきました。
▼お約束のマタネ人参。
これは人参が石ころ、稲わら、太い草の根などに当たってできるようです。
▼過去に稲わらを股に挟んだような形の人参がありました。
まさか・・・
これは・・・( ̄□ ̄;)かなり痛そうです。
▼極端に短くてずんぐりした人参も・・・
これは個体差によるものでしょうか?
▼アシナガバチのように腰がくびれ人参も出てきました。
この原因は生育初期に雑草(うちの場合はウシノケグサ)の根っこが鉢巻のように人参にからみついたまま育ったのが原因?
ヘンテコ野菜って見るぶんには楽しいけれど、商品価値が無くなります。
又根人参以外のヘンテコ人参の原因を究明したいものです。
▼この日の収穫
完全無肥料でもなかなかいい感じだと思います。
無肥料人参の味は雑味がなく、人参本来の味、香り、甘さが生きているってところ。
無肥料で育てると味が乗らない野菜もありますが、人参は別だと感じます。
もちろん、品種によるものが大きいと思いますけど。
▼キャベツもそろそろ収穫期。
小さいけれどなんとかキャベツと呼べる大きさになってきました。
▼幾つかの野菜を収穫してお届け開始。
今年は産直に出さずに宅配便専門での出荷でした。
ヘンテコ人参の原因。
ブルーベリー2本目植えました♪ が!
わけも分からず適当に植えたブルーベリー。
これはサザンハイブッシュ系のサザンオニールという品種。
聞くところによるとブルーベリーは同じ系統の違う品種を一緒に植えたほうが味がよくできるそうです。
でも、この品種は1本でも実がなるとか?
しかし、よくよく考えるとどう考えても1本では収穫量が少ない気がする・・・。
ということで、気温も上がってきたのでもう1本植えることにしました。
▼同じ系統を買ったはずが・・・
あれ?サザンハイブッシュ系ではなく、ハイブッシュ系?
わ~~。^^;しまったな~~。
ま、いっか・・・。
それぞれもう1本ずつあと2本追加するかな?
そもそも、なぜ同じ系統のブルーベリーを2本植えるとよく実が出来るのだろうか?
和歌山県南部は梅の栽培が盛んですが、交配樹を必ず植えています。
南高梅の中に小梅であったり、古城梅であったり・・・
それと同じような意味を持つものだろうか?
▼ということで、植えました。
ピートモスとかも使わず適当に穴を掘って植えただけ。
これでいいのか?な???
▼蕾もできているようです。
先に植えたブルーベリーはもう花が咲いていますので、これでは好配樹の意味を持たないような・・・?
この調子でブルーベリーがどんどん増えそうな予感・・・。^^;
トマトなど、本葉と花芽が付き始めました。
エアルームトマトに本葉が出始めました。
ばらつきはありますけど、いまこの状態ならG.W.までには定植ができそうです。
大好きなポンデローザトマトは6粒蒔いて4粒の発芽。
まだヒョロヒョロですがこれもG.W.中には植えることができそうです。
▼これは早生真黒ナス
ナスの種は種子寿命がかなり長そうです。
冷蔵庫に入れておいた数年前の種でも発芽率抜群。
ほぼ100%の発芽率です。
これもちょっとだけ本葉が顔を覗かせています。
▼これは種を買ったのではなく食用の唐辛子から種を採ったもの。
純血種の鷹の爪だそうです。
漬物にぴったりな上品な辛味が気に入ったので今年はブートジョロキアを育てずにコレ。
これにも本葉が♪
▼昨年秋に発芽したエアルームトマト「ブラッククリム」には花芽が付き始めました。
あと10日くらいで定植しようと思います。
遅霜の被害に合いそうなので防寒対策をしないとですね。
今年は梅雨前の収穫を目指してみたいです。
梅雨入り前のトマトはかなり味が濃くって美味しいです。
真夏は雨のせい?気温が高すぎるせい?あんまり美味しいと思いません。
でも、秋口になるとまた美味しく感じるようになります。(個人の感想です)
無肥料栽培小麦が伸び悩み・・・
農林61号という普通小麦を12月7日に播きました。
収穫した小麦は小麦粉と麹にしたいと思います。
まずは小麦粉でうどんを作ります。めっちゃ楽しみなんですが、精麦をどうするかが問題。
循環式の籾摺り精米機の網を変えればいけるかな・・・
なんて、いろいろワクワクしているうちに3ヶ月と4週たち、随分と大きく育ちました。
と、言いたいところですけど・・・
▼全然大きく育っていません。
過去には六条大麦とか強力粉の小麦を育てたことがありますが、もっと背が高く育っていたような・・・
無肥料だとこんなもんなのでしょうか?
手前が30cm感覚で点播きにしたところ、向こう側が条播きにしたところ。
あんまり大差ないように思えますけど・・・
▼こうしてみると全然違います。
びっちり条播きしたほうが草丈が高い。
でも、それがいいのかどうかはわかりません。
徒長しているともとれるし、競争してぐんぐん育った?ともとれます。
▼条播きした小麦の草丈はただいまこんな感じ。
ま・・・高くなったと言っても私の短い足と似たり寄ったりな長さですから大したことありません。^^;
麦穂が出れば稈がぐんぐん伸びるのかな?
長いほうが麦わらが多く採れるから嬉しいです。
交雑のない室内採種大根の現状
無肥料で育った田辺大根を交雑させずに自家採種したいと思います。
ということで、大根を自家採種するためにトウが立つ前に引っこ抜いておきました。
室内で管理していましたが、日当たりのいい南向きの部屋ではすぐにくたびれました。
これはやばい!台所ではトウが元気に出てきたんですけど・・・
でも、台所管理だと日照不足だと元気な種が取れないかも?
▼というわけで、湿らせたタオルでグルグルに巻いてレジ袋で包んでおきました。
すぐに元気を取り戻して葉っぱもいい色に戻りました。
そして何日かして・・・
▼お!^^
トウが立って蕾をつけ始めました。
▼小さな花も咲いていますよ。
これを筆で撫でて人工授粉させると交雑しない田辺大根の種を採種できます。
問題は大根が今蓄えている栄養分が種をつけるのに足りるかどうか・・・。
なので、摘花して種を減らし、エネルギーの詰まった種を付けてもらえるように小細工します。
うまくいきますように。^^
ニャンコの大ちゃんは運動不足

今日は用事があって大ちゃんちに行ってきました。
大ちゃんは相変わらず人懐っこく寄ってくるけど最初は甘噛み、そしてマジ噛み・・・
大ちゃんと遊ぶたびに流血なんですけど、これから農繁期なんで手に怪我をするわけにはいきません。
結構深い傷がつくこともあるので破傷風とか心配ですからね。
▼と言うことでおもちゃで遊んでもらうことにしました。

少年アシベでおなじみのゴマちゃん人形。
押すとピーピーなるよ~~♪
▼でも、大ちゃんはすぐに飽きてしまいました。

ということは、「アレ」を出すしかないかな・・・
パラララッタラ~~!!
▼レジ袋~~♪(ドラえもん風)

猫にマタタビとは言いますけど、レジ袋でもかなり興奮して遊んでくれます。
▼その一部を撮影してきました。
延々とこんな調子で遊んで最後には大ちゃんもグッタリです。
よく遊んだね~大ちゃん。
▼なんとなく普通の大人しいニャンコっぽい感じになりました。

そうか!!
大ちゃんは体力が有り余っているだけなんだな~~。
遊ぶ相手が常にいるともっと大人しいのかもしれません。
お婆さんはそんなにかまってくれませんからね。
いつか我が家にきたら遊び倒してあげますからね。^^
▼ということで、本日の流血はたったこれだけ♪

ラッキー♪
なのかな・・・?
若い麦の穂でました!

やっと小麦の穂が出ました~~♪^^
肥料をあげていないから?それとも、土壌が合わなかったから?草丈はとても低いです。
でも、麦は一生懸命頑張って自分の子孫を残すために力を振り絞って穂を出しました。
その穂に実る「種」にはきっと生命力があるはず。
だからそんな麦を使って仕込んだお味噌にはエネルギーがいっぱいだと思うのです。
ただのんびり成長しているように思える植物にも苦労はいっぱい。
▼麦たちが頑張って生きている図

カラスノエンドウに巻きつかれて穂を出すにも一苦労の麦。
自然界ではこれが当たり前なんでしょうね。
苗の頃なら手助けしますけど放っておきます。
麦たちは自力でここまで来たんですからね。
イケズですね・・・(笑)
がんばれ~~!^^麦たち。
そして、生命力溢れる麦を味噌にしたいです。そんな味噌汁を飲んだらみんな絶対元気出るはず!
ニンニクの芽を収穫開始
産直で買った国産のニンニクにトウが出始めました。
今のところサビ病の兆候もなくとっても元気です。
やはり肥料とサビ病の関係も結構あるような気がします。
今年は肥料を一切入れていません。
さて、品種の分からないニンニクを植えたのですが品種は何でしょうね?
ニンニクの花芽は品種によって赤っぽかったり、薄緑っぽかったりします。
この花芽の色は今まで育ててきた遠州極早生と同じような雰囲気です。
▼さっそく収穫しました。
本当はもう少しのばしてから収穫する方がいいのですけど、早く食べたいので少しずつ収穫する事に。
はさみで切るととてもいい香りが漂います。
この匂いを嗅ぐと春も本番という気分になります。
▼コチラは晩生タマネギの「もみじ3号」
元肥はうっすら菜種粕を米ぬかを地表にふりかけただけなのでまだまだ小さいです。
収穫は6月中旬の予定です。
それまでにタマネギらしいタマネギになってくれるかな・・・?
▼こちらは九条太ネギ
ようやく発芽してくれました。
5cmとなりには小かぶの種をまいていますが、これも無事発芽がそろいました。
▼こちらは仮植した下仁田ネギ
そろそろ活着した頃でしょうか?
梅雨明けに別の場所に本植えします。
今年はネギがいっぱい収穫出来そうです。^^
▼香りものついで・・・こちらはパクチー
初冬に種まきし、昨年内に発芽しましたが、ほとんど大きくなりません。
パクチーは真夏に使いたいハーブですけど、真夏にはすでに枯れてしまって使えません。
秋でも春でもなく初夏に種まきすれば何とか真夏に使えるようになるかも?
畑のカラスノエンドウと道端のカラスノエンドウ

カラスノエンドウ(通称ピーピー豆)にはよくアブラムシがつきます。
最初の写真のカラスノエンドウにはびっしりとアブラムシが付いています。
一般的に窒素肥料が効きすぎるとアブラムシが付くと言われていますが、ここは道端・・・
窒素肥料なんて入れているはずもありませんが、何故かアブラムシがびっしり。
▼そしてこちらが私の畑のカラスノエンドウたち。

昔からずっと生えてきますけど、土を豊かにしてくれそうなので種ができるまで毎年放置しています。
昔は先の道端のカラスノエンドウのようにびっしりとアブラムシが付いていたのですけど、このところ全然つきません。
昔と違うところといえば、昨年を含めて過去に数回水田にして稲を育てたこと。
それと、私がこの畑を借りてから無農薬・無化学肥料の栽培を10年続けてきたということ。
▼畑全体を見てもカラスノエンドウにはいっさいアブラムシは付いていません。

不思議ですね~~。
なぜなんだろう?
道端は無肥料・無農薬に加えて遥か昔から不耕起です。
もしかして、もう私の畑にはすっかり栄養分がないのでアブラムシも寄ってこないのでしょうか?
▼でも、作物は無肥料でもそれなりにちゃんと育ってるんです。

これはカラスのエンドウの中でのさばらせているムラサキエンドウ(ツタンカーメン)です。
ネットなんかしていません。
ネットしなくてもカラスノエンドウがネット代わりになるからです。
▼そして豆もふっくら実ってきました。

このムラサキエンドウにもアブラムシは付いていません。
土が肥えてきたのか?土が痩せてきたのか?は別にして、
土が良くなったのかな?と、感じています。
このまま青虫もヨトウムシもネキリムシも畑から消えてくれれば嬉しいのですけど、生き物のいない畑というのもどうなんだろう?
▼今畑にいる虫といえばテントウムシくらいです。

エサのアブラムシもいないのになぜキミ達はここにいるんですか?
本当にわんさかのテントウムシがうようよいます。
先日、畑で友人が丸かじりしたレタスの中からテントウムシが這い出てきて・・・ちょっと焦りました。(笑)
本当にこういった自然の中で起こる現象を解明するのはかなり困難です。
でも、解明できずとも、感じる事はできますからね。
そんな変化を感じて作物を育てるのは作物を大きく育て、作物を大量に収穫する事よりも楽しいです。
あんまりお金にはなりませんけどね。^^
ヘアリーベッチ満開中♪
10月10日、稲刈りが終わった水田にヘアリーベッチの種を蒔きました。
ヘアリーベッチにはアレロパシー(他感作用)で他の草の発生を防いでくれるとか?
ということで、一昨年の秋に種を蒔きましたけど発芽はほとんどせず・・・
結局、昨年は草取り地獄の日々となりました。
除草剤を使っている人たちは釣りに行ったりして夏を謳歌している。
ふぅ・・・やっぱり自分は変人なのか?いや、周囲の人もきっとそう思っているに違いない。
手植えしているだけで変人扱いされましたので。
でも、除草剤は使いたくないんですよね・・・
たとえ、草退治に失敗して収穫量が減っても。
水田除草剤って時間が経てば無毒になるって思っている人が多すぎます。
いや、ダイオキシンが残留するって知ってても「お金儲け&楽する為には仕方ない」と自分に言い聞かせているのかも?
▼ということで、昨年秋にベッチの種をまいてから排水用の溝を切っておきました。
その後は無事に発芽してワサワサになってくれました。
▼そして!ただいま花満開中~♪^^
なぜか畦際のほうが開花率高いです。
なぜなんでしょうね?
▼それにしても、ヘアリーベッチの花ってフジに似ていますよね。
ビロードクサフジとかナヨクサフジとも呼ばれているそうです。
この花が種をつけるまでこのまま放っておいて自生してくれるようになればとても嬉しいのですが、そうもいきませんかね?
この後は細かく刈ってからトラクターですき込んで、3日以内に入水し、14日以内に田植えを行うと良いようです。(入水後6日以上あけるといいそうです。)
すき込みから3日以内に入水すると、その後2週間は持続する。しかし、すき込んでしばらく放置した後に入水すると、抑草効果は低下するそうです。
抑草効果があるかないかを判断するには代掻き後の匂いやガス発生の有無だそうな。
匂いもしない、ガスも発生していないようなら抑草効果は期待できないのだとか?
しかし、調べていくうちに大きな勘違いをしていたことに気付きました。
私が苦労しているのはコナギなどの水生雑草です。
ヘアリーベッチはイネ科雑草には効果があっても、コナギには抑草効果はほとんどないそうです。
えええ~~!!!
たしかにガスが発生し、水田の水が酸欠状態になるとコナギが喜ぶ環境になるって聞きますけど・・・
さて、今年も草取り地獄の日々まで、後少しです。^^;
ギシギシにはヘアリーベッチのアレロパシーは効かない

アレロパシー効果で他の雑草の繁茂を抑えてくれるヘアリーベッチ。
あの厄介なヨモギまでもやっつけてくれるというヘアリーベッチ。
今年1年様子を見て田んぼのみならず、畑や空き地、山の果樹園にも利用しようと思っています。
今まではこの田んぼにはいろんな雑草が生えていました。
その代表がこれ。
▼スズメノテッポウです。

今年は全く生えていないように思います。
キシュウスズメノヒエもウシノケグサも生えていません。
これは恐るべし抑草効果です!
と、思っていましたが・・・
▼畦を歩いているうちにこんな光景を目の当たりにしました。

あれ!?
なにやら大きくそだったヘアリーベッチ以外の草が見えます・・・
なんだろう?
あ・・・スイパの仲間のギシギシです。
それもかなり生えています。
▼しかもめっちゃ元気でイキイキとしています。

ヘアリーベッチのアレロパシー効果もギシギシには効かないようです。
というよりも、この圃場では春までに大きく育たなかったギシギシが今年はすこぶる元気!
生育を助長しています。
ギシギシが有用な作物であったとしたならば、ヘアリーベッチはギシギシの最高のコンパニオンプランツということでしょう。
あの強力なヨモギを抑えることができるのにギシギシには効果がないとは・・・
マングース、ブラックバス、ブルーギル、アライグマ、ジャンボタニシ・・・外来種は何かと自然のバランスを崩します。
長い目で見ればヘアリーベッチにおいてもただそれだけのことなのかも知れません。
基本的に私は稲作中に抑草できればそれでいいのですが、抑草できずとも安全な緑肥として役立ってくれればと思います。
今この現代において100%信頼のおける「作物の食事」は安全な圃場やその周囲の大気で作り出される自然の栄養素しかないと思うのです。
ジャガイモの芽かきと保険植え
気がつけばカラスノエンドウがめっちゃ伸びてました。
作業がしづらい以前に、歩くのにも苦労するようになってきましたのでそろそろ刈るとします。
カラスのエンドウにサヤができているのを確認してから刈り取ります。
サヤが青い状態でも問題なく来年生えてくれますので。
▼刈り取りほぼ完了。
カマではラチがあかないし、チップソーでは細かく切るのも難しいのでナイロンカッターで借りました。
細かく粉砕できました。
早く乾いて土に帰ってくれますように。
今年からこの圃場はずっと畑にしたいと思いますので出来る限り不耕起で栽培したいと思います。
でも、不耕起で栽培できない野菜も中にはあり、植え付ける際に不耕起でも、収穫で絶対土を起こしてしまう野菜。
それが芋類・・・
▼今年も無肥料で育てているのですけど、発芽率がよろしくありません。
母に種芋をおすそ分けしたら自分の分がなくなってしまって仕方なく種芋を切って植えたのも原因かも?
切ると刺激によって発芽が促進されますが、腐りやすくなるのも事実。
▼生えていないところもあればわんさか生えているところもあります。
ということで芽かきをするとします。
無肥料なので2本立てで栽培します。
収穫量は肥料を入れた栽培に比べ少ないですけど、すごくスッキリした美味しい芋が出来ると感じます。
▼1本抜いてみました。
今年は覆土を例年の15cmから20cmに増してみました。
それはより多くの土を種芋にかぶせると芋が深いところに出来て緑化しにくいのでは?と思ったからです。
しかし、結果は思い通りにはなりませんでした。
種芋の断面を上にして埋めても、土をより多く盛っても、結果は同じ。
地表からおおよそ決まった深さにストロン(芋が出来る脇芽)が発生するようです。
発芽後に芽かきして土寄せする方が緑化の少ない芋が出来るのはそのせいですね。
次回からもっと浅めに種芋を植えてみよう。
でも、種芋を深く植えることの利点も今回発見。
脇芽を抜くときに種芋が動かないってこと。
土を多く盛っているので土によって種芋が押さえつけられているからでしょうね。
▼この脇芽、どうしましょうか?
未だ発芽していないところがあります。
ここに植えてみましょう。
何年か前にウッチーさんが芽かきしたジャガイモの茎を土に再び埋め戻して結構なサイズの芋を収穫されていました。
それを真似させていただこうと思います。
ちなみに、私も試したことがありましたがメッチャ小さい芋しかできませんでした。^^;
今度こそ大きな芋が出来ますように。^^
▼種芋を埋めたところを避けて穴を開けました。
この後で種芋から発芽するかも知れませんので。
▼こんな感じでしょうか?
活着してくれますように。^^
▼こんな感じで種芋を避けて両サイドに植えました。
1本枯れても1本残ります。
種芋が発芽したらこの2本は抜くことにします。
脇芽が活着するかも知れないし、遅ればせながら種芋から発芽する可能性もある。
wの保険ですが・・・全部ダメなら笑うしかないですね。^^;
相変わらず間の悪い男
エアルームトマト定植 - Part1
今日は朝から田んぼの作業!と思っていたのですが・・・
夜明け後すぐに田んぼに向かうとまだまだ田んぼはねっちょねちょ。
これでは作業になりません。
という事で、本日は畑仕事をするとします。
まずはそろそろ花芽がつき始めたトマトの定植から。
▼秋に発芽したトマトを大きなポットに4株まとめて植えて育てていました。
室内管理なのでかなり軟弱に育っています。
トマトはこれくらい徒長気味の方が暴れにくくて良いといいますけど、基本無肥料で育てますので暴れないと思います。
元肥は入れていません。
菜種粕も米ぬかも今はまだ畝の表層に振っていません。
▼とりあえずバラしてみます。
根鉢は崩して土を捨てます。
真ん中より下の葉は全て欠き取り準備万端。
定植予定の畝は昨年秋に白菜を育てていた場所です。
敷き藁どっさりしていました。
敷き藁を分厚くすると畝がいつまでもフッカフカです。
▼この稲わらは昨年ここで採れた稲のワラです。
濡れては乾き、濡れては乾きの連続ですっかり朽ちています。
このままこの稲わらは置いといて植えつけます。
きっと土に良いと思います。
▼無肥料でトマトを育てるにはやはり寝かせ植えでしょう。
寝かせ植えの欠点は肥料を入れる栽培ではトマトがほぼ確実に暴れる事。
表層にうっすらとぼかし肥料を撒いただけでも一昨年は暴れて困りました。
でも、無肥料だと不定根がわんさか出てたくましく育ってくれると思います。
あと、1段目のトマトが地面についてしまって傷みやすい事。
▼土を浅くかぶせたら踏んづけて完了。
土が良い感じに湿っているので水なんかやりません。
甘やかすとろくな事はないですから。
トマトは病気には弱いけど、生命力は半端ないですから。
▼株周りに稲わらをさらに分厚くかぶせときました。
仮支柱はしません。
寝かせていると風に振り回される事はありませんので頃合いを見計らって本支柱を立てます。
▼株間は過去最高の1.8mです。
他にもトマトは育苗していますが、本日はまずこの予定外の4株だけ。
この間にスイートバジルやホーリーバジルを育てようと思います。
さて、お次の農作業はナス科作物の床上げです。
そして、種まきに収穫。
今日もうまいビールが飲めそうです^^
夏野菜の床上げ
そろそろ夏野菜準備も本腰を入れないとです。
もうじき楽しい楽しい稲作地獄の始まりですからね。^^めっちゃ苦労するのはわかってるんですけど・・・
稲のようにワクワクできる作物ってなかなかないと思います。
ということで、室内というぬるい環境で育った軟弱な苗たちに喝を入れるとします。
喝を入れすぎてダメになるかもしれません。
もともと私はポット育苗はせずに苗床に種をまいて育てていました。
その方が確実にいい苗ができるからです。
でも、寒さとか、大雨とか、ナメクジ被害などにより、私の圃場では難しいと感じ、ある年に苗床育苗をやめました。
でも、当初に比べて土もそこそこましになりました。
さらに、オオクビキレガイというナメクジの天敵が畑で繁殖したことで今年から再開。
でも、苗床に種を蒔かずにセルトレイに種をまいて本葉が出たところで苗床に植えるとします。
この方が種を直接苗床に蒔くよりも育苗中の草退治の手間が随分と省けるからです。
▼トマトは順調ですけど、ナスはこんなに小さいです。
ナメクジや害虫がいる圃場への植え替えはかなり危険なサイズです。
ナメクジはいませんけど、他の虫がいます。
食われませんように~~。
▼草を削って植え付け開始。
苗床で育てるのも、ポットで育てるのも同じ環境ならば同じように育つと思うのですが、違うのが不思議です。
特にナスは葉のしまったキュッと締まった苗に仕上がります。
不思議ですね。
それは稲苗にも同じことが言えると思います。
畑で育つ野菜の隣にプランター栽培の野菜を並べて同じ期間育てても同じように育たない。
きっとそこでしょうね。
要するに地力が全然違うんだと思います、
故岡田茂吉さんの自然農法の考え方である3つのエネルギー
●水素エネルギー
(水をつかさどる月から来るエネルギーで 潮の干満や体内生理など)
●火素エネルギー
(熱、光などの太陽のエネルギー)
●土素エネルギー
(地球の奥から作物にとって最も重要な土のエネルギー)
これらがすごく影響しているように感じ、それがうまく作物に作用すると無肥料で育つのだと私は感じます。
だから苗床とポット育苗の差はこの中の土素エネルギーの違いなのかな?
肥毒が抜けると土素エネルギーが遮断されないといいます。
その原因はわからないのですが、長い間無肥料栽培をしていると圃場の変化、土の感触とともにそれが感覚として伝わります。
ということで、それを信じて一か八かです。^^
▼根の張りも悪いねぇ~~。
でも、根が回るといままで育った土の外になかなか出ようとしないことがあります。
根の回ったポットを露地に植えて何日か経って引っこ抜くとすっぽり抜けることがあります。
そういう時は発芽後からいままで育った環境と植え替えた畑の土の環境があまりにも違うってこと?
▼床上げ完了。
本当ならば地温アップを図るためにモミ殻くん炭を敷きたいのですが、手元にないのでもみ殻。
保湿と雨水の跳ね返りくらいはカバーしてくれると思います。
▼こんな感じかな・・・
ちょっと分厚く被せましたけど、黒いくん炭の太陽光吸収による地温アップではなく地熱の放出を防ぐならこれでもいいかな?
しかし、彼らはぬるま湯に浸かって育ってきたので、いきなりの外気は堪えるかも?
▼と言うことで薄手の青パオでトンネルにしてカバーしました。
温室すぎずに、ちょっと保温。
さらに、光線を夏型に変えてくれる青パオなので勢いづくでしょうか?
いや、勢いづいてください。^^
これでダメならまた来年。
ということで、本日の作業はまだまだ続きます。でももう眠いのでまた明日。
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無肥料栽培の「うまいごぼう」収穫開始。
これは昨年の4月に収穫した大浦太牛蒡です。
無肥料栽培であまりいい成果を残せていない自分ですけど、たまにはこんな大物が出来る事もあります。
と、言うわけで、昨年秋に種を蒔いた牛蒡をそろそろ収穫しようと思います。
▼これは今年の1月に間引いた牛蒡です。
まだまだ細いですが、この調子で育てば今回も無肥料栽培がうまくいきそうです。
今回育てているのは「うまいごぼう」という品種です。
無肥料で育てるとナスもアクが少なくって、時間が経過しても断面が変色しないと言われています。
個人的には無肥料で育てたからアクが少なく変色しないのではないと思うのですけどね。
野生のタケノコだってアクがいっぱい出てきますから。
▼さて、現在はこんな感じ。
これは「うまいごぼう」という品種です。
葉っぱだけは少し大きくなった気がします。
でも、やっぱり一様には育たず、中にはまだまだ小さな葉っぱもあります。
▼抜いてみました。
この辺りの産直でよく見かける短根種のゴボウと同じくらいの太さになっていました。^^
よ~し!いい感じ。
無肥料で育った野菜を収穫出来る喜びは肥料を入れて育った野菜の比較になりません。
ちなみに、冒頭の写真の大浦太牛蒡は丸1年もの。
この「うまいごぼう」は半年もの。
1年置いとくともっと太く長くなるのかな?
▼本日は30本ほど収穫してみました。
ある程度収穫したらまた追加でゴボウの種を播いてみようと思います。
ゴボウは連作障害が出るので5年あけないとダメだといわれますけど、無肥料ではそれがないようです。
でも、それが本当なのかどうかは自分でやってみないと真偽はわかりません。
うまくいったら楽しいですね~。^^連作障害を気にせず作りたい野菜を作ることができるのですから。
やる気のないニャンコの大ちゃん。
せっかくダイエットに成功したのにまた太ってしまいました。
大ちゃん・・・そのお腹やばい~~!!(>_<)
トドか?アザラシか?休日のオッサンか?
ジャンプ力も落ちたし、着地に失敗しまくるし、なによりもすぐにバテる・・・。
猫じゃらしを差し向けても寝っ転がってじゃれに来るし~~。^^;
まだ1歳になったばかりなのに・・・。
1歳って人間でいうと17歳?
えええ~~!!
まじっすか!!(T_T)
薬草ホーリーバジルの種採りとホーリー茶

今年もホーリーバジルを育てます。
ホーリーバジルはハーブです。
いや、ハーブというよりも薬草といったほうがいいかと思います。
インドのアーユルヴェーダでも「不老不死の霊薬」とされているようです。
和名でもスイートバジルが「メボウキ」なのに対し、ホーリーバジルは「カミメボウキ」と言います。
カミはきっと、「紙」でも「髪」でも「噛み」でもなく、きっと「神」なんだと思います。
インドではトゥルシーと呼ばれる薬草ホーリーバジルを育て始めて4年目になります。
我が家での利用方法はハーブティーや最近おなじみのガッパオライスに使っています。
本当のガッパオライスはスイートバジルではなくホーリーバジルを使ったものをそう呼びます。
なぜならガッパオとはホーリーバジルのことだからです。
元はブロ友のmaimoさんが種を送ってくださったものですが、そこから何名かのブロ友さんにおすそ分けして広がっています。
▼これは昨年育てていたホーリーバジルを逆さ吊りして乾燥させていたもの。

これから種を取り出すとします。
▼ビニール袋に入れて・・・

揉んだり叩いたりして種を袋の中に落とします。
▼フルイにかければほぼ完了。

▼あとは細かなカスを口で吹き飛ばしてしまうだけ。

よし!種をまきますか~!
の、前にホーリーバジルのカラカラの枝を使ってハーブティーを作ります。
▼ティーサーバーに適当に折った枝とかを入れてお湯を注ぐだけ。

部屋中、いや・・・家中がホーリーバジルの香りが充満します。
その香りを嗅いでいるだけでも気分が良くなります。
▼出来上がりました!

お茶とは葉っぱを煎じるものじゃないの?と思われるでしょうが、枝でも同じようなものだともいます。
だって、味は変わりませんから。
ポットにいろいろ種播きオクラは直播き
今年は久しぶりにカボチャを育てることにしました。
一昨年もバターナッツを少し育てていましたけど、今年はちょっとだけ数を増やします。
というのも、田んぼの面積が増えたので草退治に明け暮れるからです。
トマトやナスなどをたくさん育ててもなかなか管理できないと思いますので、地を這う野菜を多めに。
今年のカボチャは東京芳香という見た目が普通のカボチャと、バターナッツの2種類。
普通の形をしたカボチャはもう10年ほど育てたことがありません。
なので知識は皆無です。
でも、なんとかなるでしょう。
▼バターナッツに比べて1回り大きな種。
そういえばカボチャの種って食べれるんでしたね。
パンプキンシードとかっていう・・・
あれって、完熟の種?それとも早採りしたカボチャの種?
東京芳香とバターナッツ合わせて全部で30株近くになりました。
▼お次はきゅうり。
私にとってキュウリといえばこれ!
サラダで食べるにはちょっとしっかりしているけど、ぬか漬けにするならこれに勝るきゅうりはないと思います。
▼お次はトウモロコシ8粒だけ。
種袋のキャッチコピーに惹かれて(ウケて)購入しました。
ピクニックコーン・・・「冷たくされると甘いんです?」意味不明です。
加熱調理したものを冷やすと美味しいってこと?
う~ん・・・
粒数が少ないのでセルトレイ1穴につき1粒播きました。
空いた場所にはホーリーバジルを播きました。
あとはオクラとサツマイモと大豆ですね。
オクラは急いで植えても気温が高くならないと生育が波に乗らないので5月に入ってから畝に直播するとします。
品種はなににしようかな?やっぱり丸莢の白オクラがいいかな。
兼業で野菜と米の両方作るのはかなり過酷ですが、ダメだと思ったら野菜を手抜きします。