私の無肥料栽培の春ジャガはまだ芽が出ていないようです。
植えた時も発芽していませんでしたからね。
発芽までまだまだ時間がかかりそうです。
本日畑にパトロールに行くと母が草退治・収穫に来ておりました。
母はマルチを使ってのジャガイモ栽培は初めてです。
▼ということで、ジャガイモの発芽チェックを母と一緒にしました。
芽、出てるかな~?
▼お!
これは間違いなくジャガイモの芽!
▼早速マルチを破って芽出しします。
この芽出し作業は収穫の次に一番楽しい作業かも。
ワクワクしますね。^^
▼幾つか発芽していました。
あとは母に任せます。
しばらくして母の様子を見に行くと・・・
▼あら・・・^^;
石ころと芽を間違ったのかな?
ま、最初だから間違えても仕方ないか・・・
▼あ・・・ここも。
このままではマルチは穴だらけになりそうです。
▼何故こんな大きな石ころと間違うんだろ~~?^^;
気づけば母は軍手をしたままチェックをしていたみたいです。
ジャガイモの芽出しは素手でしましょうね。
母、この日はひとつも芽出しできず。
次回は母も芽出しの喜びを味わえるといいですね。^^
ジャガイモの芽出し(芽出しは素手ですべし)
無肥料栽培フェンネル出来ました♪
11月初旬に種を蒔いた初めて育てるフェンネルです。
くろぴい農園さんが種を分けてくださいました。
フェンネルとは和名でウイキョウと呼ばれています。
これは日本人が食べやすいようにと品種改良されたスティッキオと呼ばれるもの。
食用はもとより、集魚効果があるので釣り人も知らず知らずのうちにウイキョウのお世話になっています。
クロダイやグレ釣りなどの集魚剤やバス釣りのルアー(ワーム・グラブなど)に使われたりします。
さて、かなり種を蒔いたのですが発芽したのは数本。
実はスティッキオ以外のフェンネルもどっさり種を蒔いたのですが、種が古かったからか発芽しませんでした。
▼人参やディルと同じ感じのいかにもセリ科な見た目。
そしてその後の過酷な無肥料栽培で生き残ったのはたった1株。
▼しばらく見ない間にカラスノエンドウに覆われていました。^^;
生えている場所がわかるようにとカラスノエンドウが生え始めた頃に支柱を立てておきました。
カラスノエンドウは必要以上の除草せずに畑の栄養分になってもらいます。
▼あ!ここですね。
さてと~~、無事に生きていますように。
▼おおお~~!ちゃんと種袋のような姿になってます!
大きさも結構大きく育ちました。
ただ唯一、種袋と違っているのはその栽培期間。
「早採りスティッキオ」というこのハーブは11月初旬の種まきでも1~2ヶ月で収穫できるようです。
でも、完全無肥料なので5ヶ月半もかかりました。
おそらくF1品種でしょうか?でも、過酷な栽培環境の中で生き残った株ですので自家採種してみようと思います。
葉っぱだけ少しくらいは味見もしてみたいと思います。
ブルーベリーが咲きました。
無肥料トマトは腐らず枯れる

トマトを食べずにお皿の上に置いとくとどうなるか?
普通ならきっと腐るはず。でも、無肥料栽培のトマトなら腐らずに枯れると言われます。
それを試してみました。
実験台に使ったのは左のたね袋のブラッククリム。
エアルーム品種(アメリカの固定品種)です。
昨年プランターで育てていました。
それをお皿に乗せて放置すること半年後、結果は・・・
▼物の見事にカラっからに枯れました。

トマト内部の成分の事はわからないけど、室内にはカビなどの雑菌があるはず。
なぜカビたり腐ったりしないんでしょうね・・・謎です。
このカラカラトマトを土に埋めておけばきっと発芽します。
でも、発芽は絶対に揃わないと思います。
F1品種のように一斉に斫がすると自然の中で生き残れないからだと思います。
芽が出て何者かに食べられ、いずれ食べられることなく育ったトマトが現れる。
その後で発芽したトマトの種は先に生えて大きく育っているトマトに負けて育たない。
結果、強くて運のいいトマトが生き残る?
▼これも同じくトマト丸ごと1個から発芽した苗。

発芽したのは秋ですけど、寝坊助さんが居たようです。
▼他の苗より半年遅れて今ようやく芽が覚めました。

このまま置いとけばもう大きくなれないと思います。
植え替えしましょうかね。
肉玉ライス人気再燃?
ここんところブログを真面目に書く気が薄れたからかアクセス数が下降の一途をたどっています。アクセス数が少なくなると気が楽になり、ますますブログを真面目に書かなくなった結果・・・
以前の半分~1/3程に減少したのですが、ここ数日はなんとなく上昇気味?「なぜなんだろう?」という事で検索ワードを見てみたら・・・
え!?
▼3月19日の検索ワード1位が肉玉ライス?
肉玉丼での検索もあります。
▼3月18日も同じく肉玉ライスが複数入っています。
何があったんだろう?
▼そして、3月17日の検索ワードを見てびっくり!
検索ワードトップ10圏内を肉玉ライスがほぼ総ナメではないですか!?
▼さて、肉玉ライスとはこんな感じの広島県は呉市のB級グルメ。
「噂の肉玉ライスを作ってみました」←これがその記事です。
見るからにカロリー激高な見た目ですが、私は太らない体質なので気になりません。
でも、なんで今になって肉玉ライスが検索ワードに?
再び秘密のケンミンShowとかで取り上げられたのかな?
農繁期になったらカロリーを消費するのでまた作って食べてみるとします。^^
交雑を避けるべく室内での自家採種準備
無肥料で育てている田辺大根の花が咲き始めました。
アブラナ科の野菜は交雑しやすいのですが、最終的に大根になってくれればそれでよし。
青梗菜もどきに化けたりするとちょっと悲しいですけど・・・。
という事で自家採種の準備を進めるとします。
自家採種するのは今花が咲いている大根ではなく、まだトウ立ちすらしていない大根の中で一番大きな大根。
トウ立ちが遅く、最も太い大根から種を採るとします。
トウ立ちが遅く、太くなる性質の大根の種をつなげるかと思いますので。
▼これが一番太そうです。
この田辺大根は確か11月の下旬に種をまいたと思います。
なのであんまり大きく育ちませんでした。
肥料を入れていればもう少し大きく育ったかと思いますが、
もともとブロ友のまつこさんに頂いた無肥料種子なので無肥料で育てないとです。
▼大根にしては細いですが、これだけの太さがあれば大根と呼べる代物。
という事で、大根を引っこ抜きます。
引っこ抜いたら自家採種できないじゃないか?
と思うのですけど、以前収穫した大根が台所で花を咲かせていたのを思い出しました。
花が咲いて受粉さえすればちゃんとした種ができます。
何しろ大根そのものが栄養分を蓄えていますから。
▼家の中で一番日当たりがいい部屋で放任管理します。
外から虫が部屋に入らない限り、虫媒がなくて純粋な大根ができるかと思います。
花が散り、種ができたのを確認したら再び畑に埋め戻すとします。
それはなぜなら家の中にいつまでも置いておくと邪魔だから。^^;
うまくいきますように(。-人-。)
無肥料人参の現在
無肥料人参の生育は遅く収穫時期は短い。
もともと葉が大きく育たないちはま五寸人参ですが、無肥料栽培だとさらに小さな葉です。
今年は除草作業を頑張りました。
草はある方が後々のためにはいいと思うのですが、昨年は除草しないとやはり大きく育つ人参が少なかったです。
ということで、比較のためにきっちり除草し、条間にはこの田んぼで育った無農薬稲わらを敷いています。
3月末には筋が入り始めますので、そろそろ一斉収穫の準備をしないとです。
でも、本日は農作業のついでなので少しだけ収穫。
▼小さいけれどそこそこマシな人参になったと思います。
先日の大雨で割れている人参もわずかにありますが、なかなかいい感じです。
太くするだけが栽培ではなく、目方が重いだけが良品ではない。
それを念頭において栽培しています。
無肥料で育てるとエグミがありません。
品種の特性もあり、すごく甘いのですけど、人参嫌いのお子様は先入観からか食べることができないようです。
癖がなくってかなり甘いんですけどね~。^^;
いつか、人参嫌いのちびっこでも食べてもらえるような人参を作りたいな~。
▼大根の左側が米ぬかと菜種粕を少し与えた有機栽培のナンテス人参です、
やはり肥料が少しあるってだけですごく大きく育っています。
お味もそこそこマシな感じです。
でも、やっぱり無肥料・ほぼ無肥料で育てた黒田五寸やちはま五寸人参にはかないません。
▼でも、均一な太さでそこそこ長く育ってくれたので料理に使いやすいという利点があります。
これで明日はカレーでも作ってもらうとします。^^
そろそろ春蒔き人参の準備もしないとです。
春蒔きの人参は今まで育てたことがありませんが、オール自家製の野菜でカレーを作るには人参がなくては!
という事で初挑戦してみます。
今までは人参につくアゲハチョウの幼虫が大嫌いなんで作る気が起こらなかったのです・・・^^;
雑草トンネルの中のレタス
11月に植え付けた玉レタスを米ぬかだけで育てていました。
米ぬかもほんの少し土の上に振りかけただけ。
レタスに窒素を与えすぎると苦くなると言われますが、米ぬかにはさほど窒素成分は含まれません。
苦味の少ないレタスに育ちますように~。
しかし、植え付けが遅かったのでなかなか育たず、不織布トンネルをかぶせておりました。
その後、なんの管理もせずに全くの放任栽培。
昨日、トンネルをはぐってみると・・・
▼あれま!
雑草が生い茂りすぎてトンネルの形になっています。^^;
その中はちゃんと育っているかな~?
雑草を掻き分けてみると・・・
▼ちゃんとレタスになっておりました。^^
大きくはありませんが、ちゃんと生命力を感じます。
さて、これから一気にレタスをいただこうと思います。
毎日レタス・・・かも?絶対に食べきれないような~~。^^;
▼端っこに1株だけ植えていたロメインレタス
多くのロメインレタスは露地で育てましたけど、トンネルの中のロメインレタスの方が柔らかそう。
▼外葉をめくるとちゃんと半結球になってくれています。
柔らかそうです。
というか、かなり軟弱そう・・・。
個人的にはしっかりした歯ごたえのロメインレタスの方が好きなのですがこれはこれでいい感じかも。
売り物にする程の数もないし、しばらくはレタス漬けの日々が続きそうです。^^;
サツマイモの種芋伏せ込み&里芋の芽出し
これは一昨年栽培したサツマイモです。
品種はベニハルカ。とっても美味しいサツマイモです。
安納芋も美味しいと思うのですが、サツマイモらしさに欠けるので私はこっちが好きです。
一昨年の10月から段ボール箱の中で眠っていましたが、昨日開封したらシッカリしてて今でも食用にできます。
これから苗をとってみたいと思います。
それにしても1年半も発芽せずによくいるものですね。
▼発芽しているものもありますけど。
こういう軟弱な芽は摘んだ方がいいかもですがそのまま埋めます。
▼稲わらをどっさりかぶせました。
暑さ寒さも彼岸まで・・・と言われますが、遅霜にやられると困るので何か対策をしないと。
ビニールトンネルにしようか、不織布トンネルの多重掛けにしようか・・・。
▼お次はほんの少しだけ栽培する里芋の芽出し。
植え付けませに芽を出しておくとします。
今年の里芋は8株だけの栽培です。
▼小さなプランターに並べて土をかけ、
▼土に埋めました。
地温が伝わり、夜間も外気にさらされにくいので良いかな?
畑の畝には今のところ空きがないので埋めた場所はトラクターの通路にしているところ。
トラクターが通るときには移動させるとします。
そのためのプランターです。
今年はいろんな野菜を少しずつ栽培するとします。
さて、次の作業に取っ掛かりましょうか。
ニンニクの隣に小かぶ・九条太ネギの種まき

昨日、金町小かぶのタネを播きました。
今まではあまり春に播くことはしなかったのですけど、
塩麹を作ったのでまた小かぶの塩麹漬けが食べたくなりました。
塩麹で漬けると小かぶがすごく良い感じに漬かったので春播きしてみます。
育てる場所は無肥料栽培ニンニクの畝の肩。
無肥料なので雑草の育ちもかなり悪くって草を削るのがとても楽チン。
でも、こんな場所で育つのだろうか?^^;
自家製の無農薬米ぬかくらいはあげてみようかな?
▼草を削ってそこにタネを蒔きます。

コンパニオンプランツの効果を狙いたいものですが、
過去にニンニクの隣で小カブを育ててもアブラムシに対しての効果はありませんでした。
▼溝をつけてタネを播く

ひねり播きでかなり薄めに播きました。
それは間引くのがめんどくさいからです。
▼うっすら覆土して足で踏んで鎮圧

あ、小カブの隣に九条太ネギのタネも蒔いておきました。
▼育て方が良い九条太ネギはとんでもなく美味しい。

見た目ばかりの青ネギが多いなか、うまく育った九条太ネギは香りが高く最高の味わい。
これを薬味に使うと料理そのものが際立ちます。
でも、育て方によっては香りがうすく冴えない九条太ネギになります。
今年、家庭菜園をされている方に九条太ネギをいただいたのですが、すごく美味しい!
で、すぐになくなったので今度は農家さんの作る九条太ネギを購入しましたが・・・
香りも味もうすくてがっかり。^^;見た目はすごくきれいだったのですけどね~。
なので、自分で育ててみようと思いました。
ここで苗を作って他の場所に植え替えます。
▼水をあげて乾燥防止に稲わらをかけておきました。

この稲わらは腐る寸前。
▼微生物がいっぱい棲み着いて菌糸がのびています。

小カブも九条ネギもおいしく育ちますように。^^
山田での稲作最終年
通称「おたきさん」と呼ばれる不動明王様の御神水
この滝の一番水を使って稲作が出来る。
ただそれだけで私にとってはものすごく魅力的に感じ、この渓谷の田んぼに出会ったのが2年半前。
田の所有者の話では過去に獣害はほとんどなく、収穫量も密植すれば反収で8俵弱と不思議なほど多収。
もちろん中山間地向けの品種を育てた場合であろうけど、平野部向けの品種でもそれなりにあるだろう。
という事で、即決でここを借りる事にしました。
▼真夏の日照り続きでも山から流れるあふれんばかりの水。
冬期湛水も出来るし、何よりも一番水なので安心・安全。
という訳で一昨年、意気揚々と稲作を始めたのですけど・・・
▼ここは獣の巣窟でした。
畦に生える枯れ草が部分的に無い・・・獣道になっているようです。
田んぼの地主さんは決して「獣害はほとんどない」という嘘を言った訳ではなく、
この渓の下流域で稲作をされている人に伺ったのですが、本当に前年まで獣害が無かったそうです。
▼ネットをしても破られる
▼波トタンで囲っても無意味。
こんなに獣が増えた原因は少し離れた場所で1年前まで高速道路の工事が進められていました。
そして、田んぼを挟んだその反対側では約25ヘクタールという大規模なメガソーラー設置工事が・・・
挟み撃ちにされた獣はこの渓に追いやられてしまったのでしょう。
猪、鹿、アライグマ・・・
最たる脅威はニホンザルです。
隣の地域にあった猿公園が閉園し、そこから逃げたニホンザルが群れをなしてこの辺りにやってきたようです。
そんな獣たちが住み着く山田での初年度の収量は全部でわずか1俵半。
7枚で2反あるこの山田は収穫目前で6枚が猿の群れに襲われて壊滅。
▼唯一被害を免れたのは爆音機を設置していたこの田んぼ1枚のみ。
除草剤をはじめ、農薬を一切使わず、肥料も使わず草取りに明け暮れてこの結末・・・
やってられません。
しかし、自然の驚異はそれだけではなかったのです。
昨年秋に豪雨が原因で起きた山崩れで田んぼに山の土砂が流れ込みました。
▼今でも大きな石が通路に転がり落ちます。
これはいくらなんでも危険すぎます。
▼私が借りている田んぼの近くではついに箱罠を設置しました。
今までこの田んぼの持ち主さんはこんな事をした事が無いそうです。
ちなみにブルーシートをかぶせている部分は山崩れがあった場所。
もはやここまでかな・・・
この田んぼは今年で手放して、少々狭くても、もう少し安全な山田で稲作するとします。
もちろん、水が究極にきれいで冬期湛水できる田んぼに限ります。
という事で、今年がこの山田での最後の稲作の始まりです。
渓の中での稲作は本当に怖い・・・
今日のネギ科作物たち
今日のネギ科・・・といっても、ネギはヒガンバナ科ですけど・・・
ヒガンバナ科ネギ亜科らしい・・・どこがヒガンバナなんだろうか?と思ってしまいますが・・・
これは下仁田ネギの苗。
秋に種まきしてほんのわずかな米ぬかで育ててきました。
なので雑草たちも全然小さい。もともと種まき前に熱湯を掛けておいたのですが今見ると雑草密度は他と同じ。
▼太いも葉でもこれくらい。
やはり肥料が少ない(無い?)と生育はかなりスローです。
▼とりあえず草を取っておきました。
春の陽気も手伝って、これで少しは育ちが良くなるでしょうか。
4月になったら仮植えします。
そして真夏に本植え。
無肥料、ほぼ無肥料でどこまで育つかな?
通常、秋まきの下仁田ネギは1年2~3ヶ月で収穫ですが、過去に2年かけて育てたこともあります。
今回もそのパターンでしょうか?
世の中にはネギを無肥料で栽培している大規模農家さんがいるんですね。→ ★コチラ
ネギって無肥料では育ちにくい(立派に育ちにくい)と思っていましたけどすごい!
こういう人たちってやはりお金儲けはもちろん、それ以外の何かしらの信念の元に栽培しているようです。
▼こちら玉ねぎ
晩生品種のもみじ3号です。
元肥は菜種粕と米ぬか。
土の中には入れずに畝の表層にばらまきました。
追肥はしていません。
大きく育たなくても、野球ボールくらいになればいいと思っています。
問題は安全生、保存性、そして食味。
大きさは度外視です。
▼ちょっと掘ってみてみます。
う~ん・・・少しだけ膨らんでいるようです。
失敗したのは霜対策でちょっと深く植えすぎたことでしょうか・・・今から土を適正な感じに減らしてみようかな?
▼こちらは無肥料栽培のニンニク
品種はわかりませんが、産直店で購入した国産種子使用の県内産ニンニク。
ちなみにニンニクはユリ科ネギ属ニンニク種です。
でも、ジャンボニンニクはヒガンバナ科のネギ属リーキ(ポロネギ)種。
ところでニンニクって自家採種を繰り返すと赤くなるのはなぜなんでしょう?
白いニンニクでも自家採種を繰り返していると赤くなる事がよくあります。皮をむくと鱗片は白いんですが。
▼掘ってみると・・・
やっぱり赤くなってます。
まだ分球していません。というか太ってもいませんし・・・でも、なかなかいい感じに育っていると感じます。
発芽直後に見受けられたモザイク病の症状(葉っぱがギザギザになったり縮れる)もほぼ消えました。
以前にも体験したのですが、自家採種ニンニクはモザイク病の自己治癒力が備わるのでしょうか?
▼埋め戻しておきました。
あとはサビ病にかからないように祈るだけ。
今まではサビ病が出たらオレンジストチューで対策していましたが、今年は作っていませんので。^^;
▼これはネギには関係ないけどゴボウ。
無肥料で育てています。
▼全然大きくなりませんが、今年の秋には少しはそれなりに大きく育っていると思います。
今はまだサラダでいただける柔らかさと太さですが、冬には猪鍋や魚すきに活躍できますように。
▼こちらはパクチー
こちらも無肥料栽培です。
種まきが11月と遅かったので全然育っていません。
本当は無肥料でも良く育つんですけどね・・・こぼれダネでもめっちゃでっかくなりますから。
そう考えると、やはり自然な栽培は適期の種まき、適期定植ということなのでしょうね。
▼ちょっと摘んでみました。
とってもいい香りです。
カメムシの香りに似ている?私は全然そうは思いません。
カメムシはカメムシの匂いで、パクチーはパクチーの香りだと思います。
▼パクチーの香りでお腹が空いたのでラーメンを作りました。
ラーメンはこだわりのブタさんマークのワンタンメン!
パクチーにはやはりこれが合うと思います!
あとは自然農キャベツと無肥料人参。
たまに食べるとインスタントラーメンもなかなかいけますね。
早く、この上にネギをトッピングできますように。
また田んぼが1枚増えました。
今年は栽培面積を少し減らそうと思っていたのですけどまた増えました。
家の近所の水田2枚合わせて3段の水田になっていて下2段が私、最上段の田んぼが近所の人が作っていました。
その人、10数町歩の稲作をされているのですが、昨日「きみ・・・あそこで作らへん?」との打診が。
正直なところ、このおじさんの田んぼから流れ込んでくる雑草の種で私の田んぼはコナギだらけでヒエだらけ。
除草剤も使わないし、草退治もほとんどしない。
以前はこの最上段の田んぼも草は生えなかったのですが、3年前にいきなりコナギの密生・・・
その種が大雨で家の田んぼに流れてきたのです。
私は作りたくはなかったのですが、最上段の田んぼで次に稲を作る人がどんな性格の人なのかも分からない。
勝手気ままで我田引水の人ならめっちゃ困る。
という事で、仕方なくこの田んぼを引き継ぐ事になりましたが・・・
この田んぼは極端な変形田。
▼こんなカタチをしております。
手植えならともかく、機械で植えるのはかなり厄介そう・・・。
▼今まで作っていた人がここを手放したかったもうひとつの理由はこれらしい。
大きなコンバインでもスタックしてしまうほどじゅるじゅるの深い沼田。
何度も何度もここでターンしているからこんなになったのでしょうね。
極端に細長い田んぼに共通する注意点であり難関です。
私は大抵の水田で稲架がけ天日干しをするのでバインダーか手刈り。
コンバインを使わないならなんの問題も無いと思ったのでしょう。
残るは天日干しの際の稲架があるかどうかですね・・・
▼この水田の稲架小屋の中をのぞくと・・・
う~ん・・・何十年使ってないのだろう?そんな感じが漂う古びた稲架が積まれていました。
白アリに食い尽くされていそうな・・・^^;
この稲架が使い物にならなければどっかから調達しないとですね。
これで平野部の田ぼんは3反、山の裾の田んぼは7畝、山の田んぼは2反。
合計、5反7畝なんですけど、山田は土砂崩れの危険が少なそうな7畝の田んぼだけにします。
山の裾の田んぼの近所には奇人さんが居るので耕作せず。
ということで、合計3反7畝の稲作です。
平均反収6俵を目標にがんばります。
目標通りに収穫できたら22俵で1トンと300kg。
木造の我が家に保管すると床が抜けそうですね。^^;と、捕らぬ狸の皮算用をしてみる。
タマネギの植深調整

本日の農作業はタマネギの植深調整を行いました。
「植深調整」聞きなれない言葉ですね・・・私が今即興で作りました。^^;
タマネギを植え付ける際には根っこが植わっていれば活着しますが、なかなかうまくいきません。
過去には霜で枯れたり、突風で飛ばされて抜けたりもしました。
ということで今期のタマネギ栽培は少し深めに植えました。
虫に食べられた株も少しありますが、気候の関係で枯れた株はありません。
目論見大当たりです。
しかし、このままほっとくと縦長の形やら逆三角形の玉になってしまいます。
とうことで土を削ってタマネギの玉になる部分を地表から出すとします。
▼ビフォー

▼アフター

土を削ったら畝全体が平らになるように調整しようと思います。
それはなぜならタマネギ栽培において、収穫前とかは乾燥気味に育てるほうがいいとされているから。
畝の周囲が土で盛り上がっていれば雨水はタマネギの株の周りに集まって水たまりの中で栽培している感じになります。
▼それにしても、根っこが地表すぐ下を横に張っていますね・・・

畝全層に施肥すると下に下に根っこが張っていたように思うのですが、
表層施肥(しかもわずかな量)だと肥料分を求めて根は表層に張るのでしょうか?
作物によって根の張り方の特性がありますが、それは全層施肥した場合のお話でしょうか?
養分だけでなく、水分との関係もあるでしょうけど。
▼なかなか生育のいいのは南側のタマネギ

北側にいくにつれ小さくなっています。
▼まるで全校集会で背の順番に並んでいる児童みたいです。(手前が北側)

ここまで顕著に高さの差が現れるとしたら土のせいではなく日照のせいでしょうか?
日照が良い=地温が上がる。
やはりポリマルチをしない場合は籾殻くん炭などで地温を上げるのがいいようですね。
▼一番北側はこんなに小さいです。

本日は1/3の作業を済ませました。明日・明後日の夕方の作業で全て終えたいです。
その後は収穫の時を気長に待つのみ。
小さくても良いので玉が固くて保存性抜群の美味しいタマネギに育ちますように。
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十穀味噌の仕込みが終わりました。
味噌作り2年目の今年は2種類の味噌を仕込みました。
昨年は発芽玄米麹味噌と米麹味噌とキヌア味噌。
今年最初に作ったのは麦味噌で、今回作るのは十穀味噌です。
ヒエ、シコクビエ、あわ、きび、もちきび、たかきび、大麦、赤キヌア、白キヌア、そして米で作った麹を使用します。
昨年はキヌア麹を作りましたが以外と簡単。
今回もちゃんと麹になりました。
▼頂き物の無農薬雑穀を麹にして塩きりして保管しておきました。
使った塩は・・・
▼世界の塩5種類。
バリ島はクサンバ塩田の塩、ハワイの海水塩、ヒマラヤ岩塩(赤と黒)、藻塩。
高そうな塩ばかり!
でも、み~~~んな頂き物。^^ご提供くださった方々、どうもありがとうございます。
塩マニアなのですごく嬉しいです。
さて、お次の麹仕込みは青玄米麹。
これを発芽させて麹にします。
未熟な米なのでなかなか発芽しないし、発芽しないものもあります。
ただ、青い玄米は普通の玄米に比べて栄養価がとても高いそうで、
特にGABA(ガンマアミノ酪酸)が通常の玄米の6倍、発芽玄米の2倍も多く、
白米の20倍という栄養価の高さと言われています。
▼青玄米というか、未熟な青い小米。
今まで作った麹素材のなかで一番難しい素材でした。
玄米麹の作り方。発芽玄米の作り方・・・なんて、紹介している文献がありますけど、
米の品種によっても蒸し時間もちがうし、米の出来栄えによっても出来方が違うし、
一番難しいのは胴割れ米でしょうか?
前急型の種麹を使うと翌日には糖化が始まってすごくしっとりフルーティーになります。
今回の青米も割れていますし、しかも普通の米とは成分も全く違うと思います。
なにしろ未熟ですから・・・
未熟な私と未熟な青米・・・一体どんな麹に仕上がるのかな?
▼やっぱりシットリした麹になってしまいました。^^;
でも、ちゃんと麹になっているようです。
麹菌からアミラーゼという酵素がうまれ、デンブンを分解して甘くなる。
麹になっているかどうかは食べて甘く、触って手がしっとりすべすべすれば麹になっているって証拠。
売り物にするには見た目が綺麗な麹がいいですけど、へんてこな見た目でも麹は麹。
▼今回使う大豆。
昨シーズンは大豆の栽培はしていましたが、種取り用の栽培のみ。
なので、味噌に使う自家製の自然栽培大豆ではなく、購入した有機栽培大豆。
マルカワ味噌さんから購入させていただきました。
このお味噌屋さんが販売している大豆ですから間違いないかと思います。
本当にとことんこだわっているお味噌屋さんですから。
この大豆も発芽させて使います。
大豆も発芽すると栄養価がアップします。
葉酸が約1.5倍、GABAが10倍以上!
しかも、旨み成分のグルタミン酸もアップ!
ということは体に良くって出汁昆布も節約できるってこと。
昨年作ったキヌア麹と発芽大豆の味噌が出汁いらずだったのはそういうことだったのでしょう。
ということで、通常は18時間くらい水に浸けて使うのですが、4日間水に浸けておきました。
▼でも、なかなか発芽しないんです・・・
発芽しているものもあれば発芽していないものもある・・・
でも、もう待ってくれません。
寒の戻りのこの週末以外に仕込む機会はないかも。
ということでコトコト煮ます。
▼大鍋2つ使って弱火で4時間
に始めたのは午後3時
▼8割がた火が通ったと感じたらのちの作業は深夜に持ち越し。
それは深夜の方が雑菌が少ないからと聞くからです。
▼真夜中にのこのこ起きて作業開始。
そして・・・
▼窓全開!
さっぶ~~~!!!
めっちゃ寒い!!
でも、寒くなければ意味がないので我慢我慢。
冷めきった煮豆を再度加熱して柔らかく煮ました。
そして粗熱が取れるのを待って味噌玉つくり。
▼用意したのは味噌作りの三種の神器
味噌専用たらい・穴あきおたま・ミンサーくん。
準備が整ったので大豆をミンチにします。
あらかじめ塩きりしていた各種麹を大豆のミンチに混ぜて味噌玉を作ります。
▼種味噌も混ぜてみます。
昨年くろぴい農園さんに頂いた8年?9年?前のすごく昔のお味噌です。
震災が起きるもっと前に仕込んだという雑穀味噌。
通常、味噌って古くなると黒くなったりしますけど、これはすごく浅い色。
味噌は保管場所の温度で黒くなったり白くなったりするようで、
マンションの一室で保管すると黒くなりやすいとか?
この雑穀味噌は地下室ででも保管していたのでしょうか?
▼味噌玉完成。
ここまでくるとようやくゴールが見えてきました。
▼振り塩をし、あとは封をするだけ。
雑穀麹・白米麹・発芽玄米麹が4.2kg。
大豆2.6kg
振り塩込みで塩が1.2kg
麹歩合16分で塩分濃度が11%。
▼粗塩をビニール袋に詰めて塩ブタ。
いそりんさんに教わったこの方法はかなりいいです。
酒粕を蓋にするといいとも言われますが、口の広い漬物樽では相当量必要。
でも、梅漬け用の塩なら25kgで950円。
この塩は来年度の水稲種籾の塩水選用の塩として使うとします。
▼重石をして完成。
塩分が低い味噌は重石を多めにしろとササシグレ普及会会長の太田俊治氏に電話で伺ったのでめっちゃ重くしてみました。
なんと味噌の3倍ちかい重さの30キロオーバーです。^^;重すぎたかな・・・
これを年間通して温度差の少ない床下に保管して全ての作業が完了です。
現代の家屋は昔と違って通気性が悪いけど、床下だけは昔の土間の環境そのもの。
ここなら長年寝かせても老けた匂い(産膜酵母の匂い)にはならないかも。
時計を見ると午前4時すぎ・・・眠い。
あとは待つだけ
草にまみれていたタマネギの草けずりしました。
霜対策のために敢えて深く植えていたのを浅くするために土を削るのが目的です。
3日間(夕方だけ)で作業が終わりました。
たった300本の栽培ですし、条間を30cm取っているので作業は楽チン。
何万本何十万本あるかわからない稲の過酷な草取りに比べると本当に楽しい作業です。
▼追肥はしていませんし、元肥もごくわずかな米ぬか・菜種カスのみ。
表層に振りかけた肥料分もほとんどないと思います。
それは生えている雑草を見ればわかります。
この後、タマネギたちは根を深く下ろして自然の養分を吸ってくれるかな?
この圃場、10年は化成肥料や農薬を使っていませんから微生物たちの力に期待します。
初期生育のみ人間の与える肥料で育ち、後は自力でそれなりに大きく育つ。
そう期待して収穫を楽しみに待つとします。
▼収穫は梅雨入り前です。
ジャガイモも発芽しましたし、あとは人参の種まきをすれば今年のカレーの具材が揃います。
肉の栽培(?)は無理なので、シーフードカレーか野菜カレー限定ですね。
スパイスも自給できればと思うのですが、カイエンペッパーとクミンとコリアンダーは問題ないとして、
カルダモンはハウスがないと無理かもですし、オールスパイス・・・入手すら困難かな?
田おこし3枚目。
昨日は先日借りることになった田んぼの田起こしをしました。
部分的にジュルジュルの沼のような部分がある田んぼ。
私の非力なトラクターではタイヤがはまってスタックしないかが心配ですが、
山の中の田んぼではないのでスタックしても近所の知り合いに手伝ってもらえます。
ということで、田起こし開始。
▼この田んぼは機械で植えるとします。
同時に稲刈りする事を頭に入れると手で植えるのはやはり1人では1反が限界かも。
という事で、お友達のかえるチャンに頂いた田植え機「サナエちゃん」に植えてもらいます。
手で植えるのと違って歩行型の田植え機とはいえ、楽チンこの上ありません。
腰も痛くなりませんし、1人で1日3畝が限界の田植えをあっという間に植え終えてくれます。
▼トラクターには、ロータリーを自動で水平を保つモンロー機能は付いていますが正確ではありません。
昨年気づいたのですが、少なからず耕盤に凸凹ができていました。
手植えと違って耕盤がガタガタでは車輪を取られてまっすぐ植える事が出来ないのでしょう。
▼という事で滅多に使わない尾輪を装着しての田おこしです。
これをつければほぼ正確かも?
▼快晴の中、田起こし開始。
私の顔面のように凹凸のない仕上がりになりますように~♪
▼PTO1、主変速2で耕運。
クボタのブルトラB1-15という、15.5馬力の小型トラクターです。
▼エンジン回転数は2400rpm
水温計が動かない・・・故障かな?
オーバーヒートでいきなり煙を吹き出しませんように。^^;
▼こんな感じかな?
ロータリー爪がまだ新しいので気持ち良く土が起きてくれます。
▼完了~♪
トラクターは小さいけど、田んぼも小さいのであっという間に終わりました。
▼なかなかです。
代掻きまえに細かく砕いて乾かすとします。
あとはヘアリーベッチを植えている田んぼ2枚と山田の7枚。
そして里田の3枚。
稲作しないところは起こさなくてもいいかな・・・。
そろそろ種籾の塩水選をしなければ。
もうすぐ4月・・・せわしなくなってきました。
下仁田ネギの仮植え
今年は何年かぶりの下仁田ネギ栽培です。
最初、本当はなが~~い「松本1本」とか作りたかったのですが土が浅くて下仁田ネギが丁度いいかな?
そう思って作ってみたらその甘さにびっくり!
それから下仁田ネギが大好きになりました。
数々の失敗を繰り返し、なんとか下仁田ネギらしいものを育てることができるようになりました。
という事で、11月1日に種をまいた下仁田ネギを仮植えするとします。
種まきしたのは2箇所。
冒頭の写真のうす播きした苗床と・・・
▼余った種を適当に条播きにしたほったらかし苗。
菜種粕を少し降っただけで草退治もしていません。
手入れを少ししただけの薄播き苗と全然違いますね・・・
余った種を捨てる感覚で播いたのですから気持ちが入っていません。
▼その気持ちの差?違いは歴然です。
右が薄播きで手入れした苗で、左が密に播いたほったらかし苗。
▼う~ん・・・
2つの苗床のそれぞれの一番大きな苗の比較。
根っこの太さも全く違います。
▼それぞれの苗床の苗をごちゃ混ぜにして5段階に分けてみます。
ネギ類はあまりにも大きさが違う苗を同じ場所に植えるより、同じくらいの大きさの苗を順番に植えたほうがいいかと感じます。
なので、大きさを揃えて植えるために選別します。
こうするほうがムラなく大きさ順に植えることができますので。
▼15cmくらいの間隔で植えました。
斜めに葉の向きを揃えて植えるのが自分流。
この方が葉同士がぶつかることなく育つと思います。
葉の方角も考えて、朝の陽をより多く葉面に受けることができるように植えます。
朝の光にはエネルギーが多く含まれていると聞いたことがありますから。
写真でいうと、左下が太陽が昇る方角です。
▼仮植え完了。
こちらが大きい方。
▼こちらが小さい方。
大丈夫か・・・というくらいに小さいです。^^;
育たない苗は来年植え替えて来年末~再来年早春の収穫にします。
この後、雑草が生えてきますが、雑草はそのまま放置します。
過去の経験ではそうする方が本植えの時の軟白部分が長くなりましたので。
本植えは梅雨明けすぐ。
今年の年末から収穫開始♪ トロットロの下仁田ネギポタージュが今から楽しみです。^^