8月10日に出穂が概ね揃ったきぬむすめ。
7畝と8畝の2枚合わせて1反半の田んぼで育てています。
こちらの品種は無農薬ではなく、やむなく除草剤のみ使用しています。
はじめて育てる品種ですが、今まで栽培してきたササニシキやササシグレに比べると短稈で茎が太く倒伏に強いです。
さらに過燐酸石灰に含まれる硫酸カルシウムの効果でしょうか、葉も茎もめちゃくちゃ硬いです。
これなら少々の台風が来ても大丈夫かな?
と、思っていましたが・・・
▼予想以上にこの台風は大きくて強い!
ということで、昨日一気に刈り取ってしまおうか!ということで、田んぼに行ってきました。
▼もうそろそろ稲刈りできるかな?
きぬむすめは早生ということですが、和歌山県南部で栽培すると多品種に比べると中生です。
中生種は出穂後40日程度で収穫できるようなので稲刈りには5日はやいけど、もう大丈夫かも?
▼きぬむすめって、粒はたくさん付くけど小粒な感じです。
枝梗の色も少し緑が褪めてきた感じです。
なかなか分蘖数が多く、太い株に育っています。
▼でも、穂が短いのであんまり収穫量は期待できそうにないかもです。
水口付近のこの部分だけ、なぜか穂が長いです。
さて、米の水分を測ってみましょうか♪
▼あれ?27.6%もあります。
25%以上水分があると乾燥機にかけるまで25度の温度で6時間以上放置すると品質が低下するとか。
なので、もう少し待たないといけません。
▼中干ししていない田んぼの米はもっと水分が多かったです。
32%!?
これはまだまだ稲刈りできそうにありません。
▼ただいまの台風の状況・・・
毎年のことですが、稲刈り時に合わせたように台風がやってきます。
コシヒカリなど倒れやすい品種の収穫を控えている方は気が気ではないかと・・・。