精米したお米を炊いてみました。
水分量は14%とかなり乾燥しすぎていましたけど、お味の方はいかがでしょう・・・
炊飯器から立ち上る湯気はとてもいい香りがします。
そしてついに炊き上がりました。
この瞬間は毎年本当にドキドキします。
何を大げさな・・・と、お思いでしょうけど、お米を作った本人には何から何まで気になるのです。^^;
炊飯器のふたを開けるとすっごくいい香りがします。
▼アップで見るとこんな感じ。
う~~~~~~ん・・・
見てもよくわかりませんね。
ということで食べてみました。
うん!やっぱりササシグレはおいしい。
あっさりしていてモチモチした感じも多少あるけど、アミロース含有量は高め。
それに香りがすごく好き。
味もすごく好きです。
そして、甘い。
天日干し中に少し雨に当たると甘味が増すという説もありますが本当かもしれませんね、。
とても満足のいく味です。
無肥料栽培5年目・・・肥料を使っていないからか、味がとってもクリアな感じ。
でも、うまみもあります。
▼お次は自家製のショウガを使った豚生姜焼き丼で。
日本酒と醤油を半々で割り、そこにおろしショウガと豚肉を加えて揉みこみ、しばらく置いて焼く。
汁も全部フライパンに加えて焼く。
焼きあがったら韓国唐辛子の粗挽きと三つ葉と刻みのりを乗せれば出来上がり。
美味しんぼの雁屋哲さんの著書「美味しんぼの食卓」に載っていたレシピです。
これがすごく美味しいんです。
▼おかずの味を邪魔せず、引き立てながらもご飯の味を楽しめます。
頑張って育ててきた甲斐がありました。
でも、昨年の味とは少し違います。
粒の大きさも少し小さい・・・。
肥料でコントロールすることのできない自然栽培なのでその辺は自然任せ。
残りの2枚の田んぼの方の食味はどうかな・・・。
台風で思いっきり倒れましたので本当に心配です。
ササシグレは病気に弱く、倒れやすくて育てにくい品種です。
しかし、米アレルギーやアトピーの人でも食べられるというのでササニシキから切り替えて3年。
今年で契約上のササシグレの自家採種の期限が切れます。
ササシグレ普及会会長の太田さんは再び私に種もみを分けてくださるだろうか?
夏の間、他の趣味は全部捨てて頑張って育ててきましたので、ぜひ再び種もみをお分けしていただきたいです。