倒伏したササシグレの稲刈りを行います。
本当は3連休中にする予定でしたが、雨の予報なので繰り上げ。
ブツブツ言っても仕方ないけど、本当に天候には勝てません。
今年は本当に情けなくなるくらいに手間のかかる稲作です。
結局オール手刈りです。
▼保発芽している稲の多いこと。
やれやれ・・・
まいったな。^^;
▼地面にべったりな稲穂は発芽した上にこんなに発根しています。
発芽発根したもの、発芽していなくても水に浸かっているものは目視で確認してからきっちり取り除きます。
ここまで手間暇かけてきて適当に収穫したらおいしくない米粒まで混じってしまいますからね。
▼収穫量激減です。
でも、まずい米になるよりはずっといいです。
▼取り除いた後。
倒伏したものの中には少々の穂首イモチ病も出ていましたのでそういうのも取り除きます。
▼今回は稲藁ではなく麻ひもで縛りました。
私の場合、稲藁よりも麻ひもの方が指が痛くならずにスピーディーに結べますので。
▼それにしても尺角1本で植えても収穫目前で直撃の台風が来るとポッキリですね。
今年の反省点、改善点。
その他、いろんなことを頭に浮かべながら稲刈りをしました。
丸一日かかっても1アールも刈れませんでした。
昔の人って本当に大変です。
動力式の農機具が全くない時代、これ以上に苦労されて作ったお米の8割は献上するわけですから・・・。
さて、稲刈りはいつ終わるのかな・・・
この田んぼが終わったら5アールの田んぼだけ。
そこはもう手で刈っている時間の余裕がありません。
乾くところまで乾いたらコンバインで刈り取ります。
そしてベッタリと倒伏している稲は諦めます。
半分は収穫できないと思います。
人間、諦めが肝心です。
もう稲にも私にも時間はありませんから。