田植えから1ヶ月たったササシグレです。
10日前に「田植えから1ヶ月」という記事を書いたのですが、20日目でした。(笑)
11日かけて植えたのですが、冒頭の写真は初日に植えたもの。
なかなかいい感じに分げつし、多いものでは15本くらいに茎が増えています。
この水田も無肥料で育てています。
地下水源地からこの田んぼまで中学校はありますが民家はありません。
水はとってもクリアなのですが、汲み上げられたばかりの水は相当冷たいです。
生育が心配でしたが、水漏れ防止のために畦塗りをきっちりしたので水持ちは抜群。
田植え前から今まで水は2~3回入れただけで雨水だけでもなんとか持っています。
雑草はほとんど生えていません。
▼たまにポツリと生えるコナギ。
田植え直前のデッキブラシ除草が甘かったのでしょうね。
でも、これだけ抑えられれば完璧と言ってもいいです。
▼ただ、ほんの1角にコナギが生えてしまっています。
おそらくデッキブラシ除草で浮いた種子が風に吹かれてここに溜まって根を下ろしたのかもしれません。
とはいえ、本数も数を数えられるくらいに少ないです。
▼その他の雑草はノタリ草。
正式名称はキシュウスズメノヒエというようです。
紀州人の私としては全く不名誉な名前です。^^;
▼あとはヒメミソハギ
ホタルイとカヤツリも少しだけ畦際に生えています。
今年はもう除草器具を使用しないほうがいいかもしれませんね。
せっかく埋まっている種を地表に出しては元の木阿弥ですから。
手で丁寧に1本づつ抜くとします。
▼このあたりは田植え開始から5日目くらいに植えた部分。
田植えから25日くらいたっています。
5日の生育の差はやはり大きいですね。
▼そしてこちらは最後に植えた部分。
陸苗代の苗がなくなってしまって育苗箱のマット苗を使っています。
播種した日にちは同じ日です。
でも、田植えから20日経っていますが、最初に植えた陸苗代の苗に比べて生育が著しく悪いです。
▼陸苗代の苗は20日目でもこんな感じでした。
全然違いますね。
確か、昨年の陸苗代・水苗代・マット苗の3つを1枚の水田に植えて比較した時はそんなに顕著な差は出なかったのですが・・・
今年のマット苗が調子悪いのかな?それとも陸苗代の苗の調子がいいのかな?
▼全体を見れば一目瞭然
スカスカに見えるところがマット苗を植えた部分。
なんだか先行き不安ですが、なるようにしかならないし、収穫量が少々少なくてもそれはそれでいいのです。
安全なお米を収穫できれば何も問題はありません。
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【田植えから1ヶ月】陸苗代苗とマット苗の生育の差
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