無農薬の稲作は過酷です。
何が過酷って除草作業です。
初期除草に失敗すれば野菜の無農薬栽培とは桁違いに違う労力を要します。
無農薬のお米が高いのは当たり前。
でも、できる限り安価に販売しないと無農薬のお米を本当に必要とされる人の口には入らないのです。
とはいえ、無農薬のお米は手間暇かかるからそんなに安くは販売できません。
手間暇かかった分はいただかないとです。
でも、できる限り安くするには手間暇をかけないで除草を成功させること。
▼ブラシでこすると芽生えたばかりの水田雑草はこうやって浮いてきます。
しかし、幅20cm足らずのブラシで1人で数反分の除草をしていてはまず追いつきません。
寝ずに除草してもまず無理です。
除草が一通り終わったら次の草が生えています。
結局今までのように暇さえあれば除草しないといけなくなります。
結局、初期除草を手早く済ませるにはやはりデッキブラシでは難しいのです。
ということで幅の広いコートブラシ(テニスコートとかに使う)を使おうと思いましたが、果たしてうまくいくだろうか?
ブラシの浮力とかブラシの強度とか色々問題があるかもしれません。
チェーン除草機は重そうですし、離れたところに田んぼがある場合、持ち運びも大変そうです。
ということで、色々検索していたら・・・
これだ!という除草機がありました!!!
▼それがビニペット除草機です。
図面を描いてみました。
ビニールハウスのビニールを止める器具のビニペットのスプリングをブラシのように台に取り付けると除草できるそうなのです。
ビニペットスプリングは40cmくらいに切って3cm間隔で固定するそうです。
▼材料を買ってきました。
明日か明後日にでも作ろうと思います。
田植えが始まってからこういうのを作るって「盗人とらえて縄をなう」ようで誠に格好悪いお話ですね。^^;
でも、うまくいけば今年は野菜のお世話や鮎釣りにもどんどんいけそうです。
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ビニペットスプリング水田除草機を作ろう
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