田植え後、1ヶ月経った機械植えのササシグレです。
今までは田植え機で植えるにしても30cm~40cmの疎植でしたが、この1枚は株間15cmほどの密植。
なぜ密植にしたかというと密植と疎植ではお米のモチモチ感が違うというのです。
お米に含まれるアミロースは低いほうがモチモチ感があり、日本人ウケします。
逆にアミロースが高いとパサパサしててモチモチ感がありません。
アミロース含有率は、少肥、密植が多肥疎植よりも低く、蛋白含有率は少肥密植が多肥疎植より低い。
低アミロース米は米アレルギー、アトピーなどの一因ともされているので、
個人的には低アミロースにはなって欲しくないのです。
しかし、同じお米の品種でも食感を操作できるというのは面白いと感じます。
果たして密植栽培と疎植栽培で、本当にご飯のモチモチ感が違うのでしょうか?
密植栽培は無農薬は難しいとされています。
特に私の育てているササシグレという品種はイモチ病特に弱いとされています。
一か八かではありますが、イモチ病を回避する策を考えに入れながら生育を見守っています。
▼まずまずの茎数になっています。
しかし、手植えの疎植栽培とちがって1本1本の茎はとても細くて貧弱です。
地下水をポンプアップして流れる水路の水は今月いっぱいでストップします。
当然田んぼには水は入らなくなります。
無事に育つといいのですが・・・
で、一見、大きく育っているように見えて・・・
▼田植えが3週間早かった稲と比べるとこの違い。
向こう側はあと1月足らずで稲刈りできそうです。
手前の稲はいつ頃かな・・・?
ただいま草取りの真っ最中です。^^;
とりあえず、アミロース含有量の違いからくる食感の違いを確認できればそれでいいと思っています。
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機械植え+密植栽培のササシグレ
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