無肥料で育ててきたササシグレの苗ですが液肥をあげました。
さすがに無肥料の山土では苦しいかも。
しかも、苗箱の少量の土ですからね。
とはいえ、息も絶え絶えな感じではなく、やる気がみなぎっています。
植物の苗はこのやる気を無くす育て方はダメだと思います。
特に育苗箱やポットなどで育てている場合。
生命に危機感を感じるとのびのび育たず、早め早めに子孫を残そうとしますから。
なので、頃合いを見計らって液肥をジョウロであげました。
使った有機液肥はマルチグリーンというもの。
あと、ケイ酸カルシウムもあげました。
ケイ酸カルシウムとは通称「ケイカル」と呼ばれるもの。
肥料といえば肥料ですが窒素もリン酸もカリも含まれていません。
ケイ酸が多く含まれてて茎を丈夫にして病害虫に強くなります。
▼今のところ、こんなかんじ。
3葉期になってる苗もあります。
やはり露地でプール育苗すると雨水の恩恵を受けやすいようです。
今までの無肥料育苗に比べて少し元気(大きく育ってる)な感じです。
それにしても、密に播くより薄く播くと苗箱の真ん中部分が徒長していないのが面白い!
▼3葉期に差し掛かったので苗を鍛えます。
陸苗代の水稲苗は足で踏むとします。
でも、苗箱の苗は足で踏むと苗箱が割れてしまうのでしません。^^;
手で強く撫でるようにするだけ。
こうすると薄播きした中苗~大苗の場合、確実に茎が強く太くなります。
▼育苗箱の苗を剥がしてみると・・・
根が下に伸びてから上に伸びようとしています。
下に伸びても何も肥料分がないとわかったからでしょうか?
ということは・・・
▼私が今試しているこの方法も問題ないということかも?
この1枚当たり40g均等薄播きの実験結果が楽しみです。
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水稲苗を鍛えました。
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