最後の1反歩のモミ播きをするとします。
病気にかかりやすいササシグレという品種を育てます。
過去に密播きして苗いもちにかかったことがあります。
田植え後は消えましたけど、梅雨時期に葉いもち病がすこし発生。
苗を健全に育てるべく、昨年は苗箱1箱あたり40g~50gで種籾を播きました。
しかし、それは手植えでこそ少量を適当バラ播きでも問題がなかったのですが、今年は田植え機を使いたいのです。
それは田植えで腰を痛めてしまっては草退治に支障が出るからです。
しかし、7畝だけは陸苗代の苗を手で植えます。
もちろん、私1人ではなくお友達やお得意様と一緒に。
話は戻りますが、田植え機でも欠株が極力減るモミまき方法を考えてみました。
我流ですのでうまくいくかどうかはわかりません。
うまくいけば嬉しいな!^^ダメだったら面倒ですが1からやり直しです。
▼まずは30gの種籾を播いてみるとします。
先日のテストでは苗箱1枚当たり30gでちょうど良かったです。
しかし、それは乾燥した種籾。
実際に使うのは水に浸けた種籾なので少しは目方が増えます。
▼30g播いてこれだけ足りませんでした。
▼ということで10g追加
11gと表示されていますが10gに減らしました。
▼播き終わりました。
1枚当たり45分以上かかりました。
何しろ1粒1粒の手巻きです。
バラバラ播いても最後には手で調整しないといけないので二度手間。
▼これだけ余りました。
苗箱1枚当たりで40g播いたことになります。
念願の40g播種がほぼ等間隔で行えたことになります。
▼種籾を蒔いたら霧吹きで水を吹きかけました。
これをしないとちょっとした振動で種籾が動いてしまうほか、土を入れると浮き上がって位置がずれてしまいました。
▼通常の床土の分量を覆土して完成。
なんと!朝から夕方までかかって丸2日も費やしてしまいました。
何しろ17664粒を1粒1粒置いていったのですから。
でも、これだけの数を手で植えるよりもずっと楽ですし、時間もかかりません。
あとは田植え機の調整で欠株が極力少ないように植えるだけで手植えと同じ尺角1本植えができます。
昨日と今日は畦塗りの予定でしたが予想以上に種籾の発芽が早くて予定が思いっきり狂いました。
▼発芽するまでシルバーシートで覆っておきます。
しかし、予想よりも随分と時間がかかりすぎました。
やっぱり自分は稲作変態かもしれません。
こんなこと誰もしようとは思わないでしょうね。^^;
ということで、来年度はもっと簡単でいい方法を思いつきました。
その方法がうまくいけば1枚数十秒で苗箱に種を下ろせると思います。
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1粒1粒もみまき完了。
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