陸苗代にササシグレの種もみをおろしました。
正直言って普通に水田に植えれば陸苗代と育苗箱の違いはさほど感じられません。
しかし、水のない環境で過酷に育った苗は干ばつに強いってのは本当「かも」しれません。
私は稲作素人ですけど、日々年々何かを見つけて進化したい。
教えられたことを実行するのも大事ですが、思いついたことを実行する。
そこには教科書が教えてくれない何かがそこにあります。
教科書が正しいかどうかはやってみてから自分で判断する。
ということで、今年も正直しんどいけど、陸苗代での育苗もします。
私の環境では干ばつに強い苗は美味しいお米を育てる上において、とっても重要な要素だと感じます。
この界隈の水路に流れる水は8月末でストップします。
でも、昨年体感したんです。
あまりにもスケジュールがうまくいかず、6月半ばに田植えしたダメ元のお米が一番美味しかったってことを。
稲穂が出る頃には水路に水は流れておらず、それでも稲は無事に育ちました。
そして、味はかなり良かったんです。
ということで、その再現をしてみます。
▼適当に苗代に種もみをまく。
昨年は面積あたりにこれだけのg数って測っていましたが、今では種もみをつかむだけで重さが大体わかります。
1平米で60~70gの感じで籾を巻きました。
▼芽がすでに伸びている種もみは芽が折れてしまいました。
でも、芽が折れてもいいんです。
ジャガイモの植え付け時にひょろっとした芽を欠くのと同じ感覚。
▼種もみに覆土して稲わらを敷いてとりあえず完了。
明日は雨なんで、水もあげずにそのまんま。
この上から雀よけに不織布はかぶせておきました。
▼こんなに種籾が残りましたが、これは有効活用します。
籾殻くんたんは風に飛びやすいのでこのままフライパン等で炒れば重くて飛びにくい籾クン炭になるかな?
それとも籾付き発芽玄米茶にしようかな?
兎にも角にも安全で美味しいお米ができますように♪
美味しいお米づくりは知識が必要かもしれませんが、安全なお米づくりは知識よりも意識!
心なくして安全な作物はできないと信じます。
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ササシグレの種おろししました。(文章入り)
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