今年は味噌用ではなく、種とり用に大豆を栽培していました。
品種は不明ですが、「小糸在来大豆」として商標登録されている大豆です。
味の方はとても美味しくて、枝豆にしても煮豆にしてもとても美味しいです。
自分は豆は苦手なのですがパクパク食べられます。
▼11月半ばにその小糸在来大豆を収穫。
摘芯と土寄せをすると収穫量が増えると聞きますが、鈴なりになりました。
そして、収穫量が増えるというよりも豆がまとまってつくので収穫も楽です。
昨年は摘芯していない株が全体の半数あり、それはヒョロッと伸びて収穫時にかさばって困りました。
▼今年の栽培本数は6~7本です。
もっとたくさん蒔いたのですが、一昨年収穫された種なので発芽率が落ちたようです。
▼一枝づつちぎって大豆をサヤから取り出します。
通常は豆叩きという方法で枝を叩いてサヤから大豆を取り出すのですが、
少量だということもあり、手で取り出しましたが、思わぬ発見がありました。
▼綺麗な大豆です。
今年は味噌作りを我慢してこれらを選別して種にし、今後につなげるとします。
▼大豆を取り出しながら虫食い大豆や極端に変な形の大豆を捨てます。
一石二鳥です。
あとでこのチェックをするのは二度手間ですからね。
▼今回の収穫量は6~7株でジャスト500gでした。
昨年はかなり育てたのに4kgの収穫量でした。
そう考えるとやはり摘芯したほうが収穫量が増えるのかもしれませんね。
さて、意外な発見とは何かと言えば・・・
写真のように収穫した大豆には青い大豆と白い大豆があります。
今まで未熟な大豆が青いのかな?と思っていましたが、そうではないようです。
青い大豆だけが出来ている株と、白い大豆だけが出来ている株に分かれます。
どっちが種として適切なんだろう?
▼これはいそりんさんに頂いた大豆の種。
これも青と白が混じっています。
▼それを播いて収穫した昨年の大豆も同じくこのような感じ。
しかし、固定品種であるのであれば、色がバラバラよりもどちらか1色のほうがいいと思います。
色んなサイトを見てみると小糸在来大豆の特徴は「青大豆・白目・中粒」とされているようです。
ということは、青い大豆を来年につなぐほうがいいのかも?
でも、小糸在来大豆の公式ホームページのヘッダー画像の大豆も青と白が混じっています。
う~~ん・・・。ということはどっちも小糸在来大豆?
来年は白い大豆と青い大豆を別々の畝で育てて見ようと思います。
青と白、ハッキリ別れるでしょうか?
結果が楽しみです。
来年の予定ですが、7株で500gということは、10kg収穫するためには140株必要です。
株間30cmとして15mの畝3本を用意しておくとします。
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どっちが本物の小糸在来大豆・・・?
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