今年もハッピーヒルという水稲を育てています。
育てていると言ってもほんの少し。
ササシグレという水稲を育てている田んぼで畦際の1条だけ栽培しています。
田んぼから勝手に生えてきた己生えの苗を植え付けています。
昨年もそうでしたが、どうもこのハッピーヒルは固定化されておらず、草姿がまちまちです。
ブロ友のあぐりさん、梅の里自然農塾の勇惣塾頭にお届けしたハッピーヒルの種もみは株を選抜していますので、
ここまでひどいバラバラ感はないかと思います。
冒頭の写真のセンターに写っているように草丈がかなり高く長稈の株もあれば、その左隣のように草丈が低い株も。
稲穂も見た目はバラバラです。
▼これは本来のハッピーヒルらしい稲穂になっていると思います。
ハッピーヒルは1穂に300~400粒も着生し、平均200~250粒実るそうです。
コシヒカリなどは80粒未満だということなので、稲穂の姿もまるで粟のような感じになります。
▼画像検索で出てきた写真を使わせていただいています。
http://www.letao-cn.com/yahoojp/auctions/item.php?aID=e145224278#enlargeimg
▼株元はとてもがっしりしていて1本1本が小指~薬指の太さがあります。
今年の栽培本数は10本程度。
なぜ、こんなにチマチマ植えているのかといえば、
いつかハッピーヒルのような超多収米が必要になる時代が来るかも知れないからです。
ただでさえ食料自給率が下がっている今の日本。
そんな中でも、米の自給率はほぼ100%です。
それは単に米離れが進んでいるからであって、小麦の消費量はついに米を抜いたと言われています。
その小麦の自給率ですが、なんと10%程度です。
もしも小麦が海外から入って来なくなればお米は確実に足りなくなります。
そんな時代がもしもやって来たとしてもハッピーヒルがあればなんとかなるかも?
そんな考えで種を繋ごうと思っております。(そんな時代は来てほしくないですけど。)
しかし、問題は食味と食感。
不味くはないけど、美味しくもないし、パラっとしてて香りもほとんどしない。
例えて言えば脂の乗っていない魚のアジのようなかんじ?
昨年、近所の人に新米のハッピーヒルをプレゼントしたら「古米か?」と言われる始末。(T_T)
しかし、ブレンドするという手があります。
http://www.letao-cn.com/yahoojp/auctions/item.php?aID=e145224278#enlargeimg
上記サイトによれば米1合にハッピーヒルA(モチ米)大さじ1杯程度加えるといいとか?
香り米とかもブレンドすればもっと美味しくいただけるのかも?
そんな感じで自家製ブレンド米を作るのも楽しいかもしれませんね。
↧
ハッピーヒルの美味しい食べ方?
↧